セグメントのトラブルシューティング
ユーザーの行動
ユーザーがセグメントから外れた
セグメント作成中にユーザーが利用できない場合、セグメントの適格性を決定するユーザーデータは、ユーザー自身のアクティビティや、以前にユーザーが参加した他のキャンペーンやキャンバスの結果、変更されている可能性がある。再登録がオンになっている場合、ユーザープロフィールには受信したキャンペーンの最新データが表示される。
特定のアプリをフィルタリングすると、他のアプリのユーザーの情報が表示される。
ユーザーは複数のアプリを持つことができるため、セグメンテーションページの使用アプリセクションで特定のアプリを選択すると、少なくともそのアプリを持っているユーザーの結果が得られる。このフィルターでは、そのアプリだけを使用しているユーザーの結果は得られない。
分析とレポート
キャンペーンアナリティクスのメッセージ送信数またはユニーク受信者数がセグメント数と一致しない
キャンペーンアナリティクスの「メッセージ送信数」または「ユニーク受信者数」が、セグメントフィルター(Has received message from campaign X
)のユーザー数と一致しない場合、2つの理由が考えられる:
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キャンペーン開始以降、ユーザーがアーカイブ化、孤児化、削除された可能性がある。
例えば、1,000人のユーザーがキャンペーンを受け、同じ日にCSVエクスポートを行ったとしよう。1,000人のユーザーが報告されていることがわかるだろう。次の1ヶ月の間に、1,000人のユーザーのうち50人が削除される(例えば、users/delete
エンドポイントによって)。別のCSVエクスポートを行うと、キャンペーンアナリティクスの ユニーク受信者数は1,000のままなのに、950のユーザーが報告されていることがわかる。
言い換えれば、Unique Recipients(ユニーク受信者)メトリクスは、インクリメントされたカウントであり、セグメンターとCSVエクスポートは、現在存在するユーザーのカウントを提供する。 -
キャンペーンには再応募資格が設定されているため、ユーザーは何度もキャンペーンに再応募できる。
例えば、あるメールキャンペーンで、再応募資格を0分に設定し(ユーザーはオーディエンスセグメントの条件を満たしている限り、キャンペーンに再応募できる)、キャンペーンを1ヶ月以上実施しているとしよう。このフィールドには重複したユーザーに送信されたメッセージが含まれるため、Campaign Analyticsの 送信メッセージ数はセグメントの数と一致しない。
これは、BrazeがユニークユーザーをUnique Daily Recipients(1日に特定のメッセージを受信したユーザー数)としてカウントしているためである。つまり、”ユニーク “枠は1日しかないため、再適格者はユニーク受信者として複数回カウントされることになる。その結果、1日のユニーク受信者数がCSVエクスポートのユーザープロファイル数より多くなることがある。CSVファイル内のユーザー・プロファイルは、本当にユニークなものになる。